RSI (Relative Strength Index)とは?
RSI (Relative Strength Index)とは、J.W.ワイルダー氏が編み出したオシレーター系指標の1つで、日本では「相対力指数」と呼ばれており、「急激な変化は修正される」という原理に基づいて作られている。
「一定期間」の値幅を基にして、0~100の数値で、「買われすぎ」や「売られすぎ」を表し、50%を中心値として、70%以上で「買われすぎ」、30%以下で「売られすぎ」とし、50%に戻ろうとする動き(相場の反転の可能性)が見られます。
また、中心値50%のラインを使用して、トレンドの方向と相場の勢いを知る事が出来、50%のラインを下から上へ突き抜けた場合は、買いが優勢の「上昇トレンド」で、上から下へ突き抜けた場合は、売りが優勢の「下降トレンド」として見ることも可能です。
基本的に、RSI単体でエントリーポイントを探すのは非常に困難なので、複数のインジケーターと組み合わせて探すのをおすすめします。
また、RSIは相場の環境認識に最適でもあるので、複数の時間足でRSIの数値が現在、反発する可能性がある数値にいるのかなどを考えながら環境認識を行うと面白いと思います。
計算方法
RSI = A ÷ ( A + B ) × 100
A:直近14期間の値上がり幅の合計
B:直近14期間の値下がり幅の合計
| 期間 | 終値 | 値上がり幅(+) | 値下がり幅(-) |
|---|---|---|---|
| 1 | 110.141 | 0 | 0 |
| 2 | 109.758 | -0.383 | |
| 3 | 109.494 | -0.264 | |
| 4 | 109.481 | -0.013 | |
| 5 | 109.576 | 0.095 | |
| 6 | 109.427 | -0.149 | |
| 7 | 109.366 | -0.061 | |
| 8 | 109.282 | -0.084 | |
| 9 | 109.282 | 0 | 0 |
| 10 | 109.238 | -0.044 | |
| 11 | 109.382 | 0.144 | |
| 12 | 109.412 | 0.03 | |
| 13 | 109.486 | 0.074 | |
| 14 | 109.395 | -0.091 | |
| 合計 | 0.343 | -1.089 | |
| A | B |
RSI = 0.343 ÷ (0.343 + -1.089) × 100
RSI = 45.9%
14期間はワイルダー氏が推奨している期間でもあるため、多くの人々が14期間を好んで使っている。
使用場面
レンジ相場では有利

RSIは、一定期間の値幅を基に計算されているため、レンジ相場のような一定の値幅で動き、方向感のない相場に対して変化を早く察知できるので有利に使える。
70%以上で「買われすぎ」となり、反発する可能性がある。
30%以下で「売られすぎ」となり、反発する可能性がある。
基本的には、中心値50を目安にしているので、70%手前で下落することもありますし、30%に行かずに上昇することもあるので、他のインジケーターなどと組み合わせて見る事が大事です。
トレンドの方向と勢い

51%以上であれば、上昇トレンド(買いが優勢)
49%以下であれば、下降トレンド(売りが優勢)
トレンド相場では、難しい

新しいトレンドには、RSIの「急激な変化」を修正しようとする動きが前面に出てくることがあり、大きな流れに逆らう分析結果が出る可能性があるため、大きなトレンド局面では使えない。
RSI指標のダイバージェンス
オシレーター系指標のRSIを使用時に、ダイバージェンスに出会ったらトレンドの開始、終了もしくは、転換を察知できる!

